禅とまるさんかくしかく その3

Part 2 の続きです。

では、禅でいうところの『まるさんかくしかく』の意味は…

◯ → 円相。欠けることのない絶対的な真理や境地。

◯は宇宙に存在する全てのもの、宇宙そのものを表している。
◯はどこまでも欠けることのない、絶対的な真理を意味する。
一方、◯は状況に応じて変幻自在にその姿を変え、心のうちを表す。
丸い形にとらわれてはいけない、◯にとらわれた心では
◯を描くことはできないし、真理も見失ってしまう。

 

△ → 仏と一体となった姿

足を組んで座禅をする時、どっしりと腰をすえて、
頭は天をつきあげる。これを坐相という。
禅の坐相は△。

 

☐ → とらわれた心

☐に囲まれているのはとらわれた姿。
人は社会の常識と言う四角の中に囲まれて生きている。
そこで悩み、生きにくい世の中だと嘆いている。
しかし、ここから一歩、四角の外に踏み出せば禅の世界に
入る事ができる。この四角のどこでもよい。
禅の世界にここから入れという門はない。
だからとにかく踏み出す。するとそこが禅の入口になる。

 

ム、ムズカシイ…。
それぞれの意味はわかったけれど、この3つが結合したらどうなるのか。
まさに禅問答のはじまりのような。

 

PART2の仙厓さんの書の「〇△▢」も実はその意味がまだはっきりとはわかっていないそうです。

 

◯に関しては、私の思いに近く、理解しやすかったです。

△はヨガにおける瞑想の姿にも重なりました。

☐のとらわれた心が私の思いと異なりました。
☐は私の中では安定。どっしりと動じない心。
まさにヨガです。

 

とらわれた心、そしてそこから外へ踏み出す…
執着を捨てるととらえたら、ヨガの道につながるのか。

理解するのにもう少し時間が必要です。

 

ヨガをはじめてから、その奥深さゆえにいっぱい学ぶ事が増えました。
知りたいと思う事があまりに多すぎて、頭が追いつかず…。
まだまだ長い人生。
ゆっくりゆっくり学んでいきたいと思います。

 

 

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